集団面接の攻略法
バイトの高校生にタメ口きかれる。どうも、かいちょうです。
梅雨が明け、いよいよ夏がウォーミングアップを始めその片鱗を見せつつある中、街ではスーツを着て奔走する就活生をよく目にします。彼らはスーツを産み落としたこの世をさぞ憂いていることでしょう。
てなわけで、今回は就職活動について書いてみようと思います。
私は就活をしていて、1番苦手だったのが集団面接でした。周りの友達も個人面接より集団面接に苦手意識を持つ人の方が多かったように感じます。
しかし、集団面接は個人面接の前に設定されることが多く、最初の壁として我々就活戦士の前に立ちはだかります。
今回の記事はズバリ
その壁、意外と脆いよ?
てことです。
そこで今回は集団面接突破率25%の私が独自に考案した集団面接の攻略法について解説していきたいと思います。
1.集団面接を知る
集団面接とは、就活生が複数で行われる面接形式です。個人面接との違いとしてまず伝えたいことを端的に話す力が求められるという点にあると思われます。複数の人間がいる中であり、時間も限られている。その中で1人だけベラベラと卒業式の来賓紹介ばりの長さで喋ると「協調性なし」と言われて終了です。
次に絶対ではなく相対評価であるという点です。なので集団面接では自分がどれだけうまく話せたつもりでも、それ以上に好印象な比較対象がいてしまうと相対的に劣ってしまう訳です。
2.じゃあ、どう対策したらいいの?
では、以上の点を踏まえてこれから具体的な対策法をお教えしましょう。
1.自分を大きく見せる。
集団面接が相対評価であることを利用した戦術。
例えば前の人が「野球部での活動を頑張りました。近畿大会まで行きました」などと言えば自分は「全国大会常連の野球部で1年で4番ピッチャーに選ばれ友達からは九州の大谷翔平と呼ばれてました」とかぶせ比較優位にたちましょう。
志望動機でも「私は学生のうちから海底10000mの世界や月の表面など、様々な世界を見てきました。その中でも御社は自分の経験してきたどの世界よりも魅力的でした」などと言えばもう集団面接を制したも同然です。
ね、簡単でしょ?面接官も思わず舌を巻くでしょう。
2.就活生を論破する
自分が上昇するのではなく、他の就活生を下降させる方法。
就活生の話の矛盾点や根拠の希薄な部分に対してバンバン論破していき、就活生の口を封じましょう。
激しい口調でまくし立てる「ヤンキースタイル」や穏やかな口調ではあるが確実に論の盲点を突いていく「優等生スタイル」、本筋ではない微妙な言い間違いなどをネチネチ指摘する「姑スタイル」。そのほか「カンナムスタイル」は少々複雑な戦術のためここでは触れません。自分に合った戦術で戦いましょう。
3.ずっと俺のターン
攻撃こそ最大の防御。ライバルが2人いようが100人いようが関係ない。時間いっぱい喋り倒し、他の就活生にPRの時間を与えないというパワープレイ。この時間のあなたはさながら一方的に彼氏の愚痴を話す自己中インスタ女子です。面接会場はスタバで、面接官は今後永遠に友達以上恋人未満な関係のサークルの後輩だと思いましょう。
4.徒党を組む
他の就活生と協力し、全員で勝利を目指すスタイル。数で面接官を圧倒しているので様々な有効策が考えられますが、1番手っ取り早いのは戦闘で勝つことでしょう。お互いがお互いの背中を預け合い任務遂行に努めましょう。
5.覇王色の覇気を使う
もうここからは達人の領域です。
周りの就活生が優秀で、自身の面接の手応えも良くないとき、危機感を感じたあなたは叫びます。
そして何事もなかったかのように振る舞い、面接をなかったことにしてリスタートしましょう。
面接王に、俺はなる!!!!!!!
※ここで紹介したことを実行した際に起こったことに対して、筆者は一切の責任を負いません。